地元

コロナになった。

今更というかようやくというか、今までなってこなかったのが不思議なくらいだったからなってもそう驚きはなかった。そりゃ、毎日のように渋谷でバイトしてたり密すぎる狭い大衆酒場を飲み歩いてたらいつなってもおかしくなかったし。でも今回は感染直前に山梨と長野で旅行してたから、感染経路が東京じゃない可能性高くてなんだか自分の免疫力?抗体?にウケてしまった。

コロナになったおかげで1週間の禁酒?に成功して、やることも特にないから思いつくままに映画やバラエティ番組を観漁ってた。念願だった杉並区に越してきて3年が経とうとしてるけど多分1週間お酒飲まなかったのこれが初めてだと思う。肝臓を休める良いきっかけだった。水曜どうでしょうにもハマった。

自宅療養のために地元に戻った。前住んでいた家には父親がまだ住んでいて、帰るとやっぱり安心感があるし実家ってなるとここになるんだなと帰るたびに思う。

私の地元、東村山は22時には人の気配がなくなってシーンとした静寂が街を包む。普段私が過ごしてる22時は”夜はこれから”って感じで、私自身時計を見ても「まだ22時じゃん」とか思ったりする。これはバイト的に22時がピークだったりするからだけど。まあ越してからの3年間そんな日々を送っていたからその静けさが本当に心地よくて気づけば1時間ほど散歩してた。

一応私は東京生まれ東京育ちだからか、前までは旅行から戻って新宿駅を通ったりするとネオンの煌びやかさとか人の多さを見て東京に帰ってきたなあって安堵してたこともあったけど、いつからか安堵どころか新宿駅着くと人の多さに参って、戻ってきちゃったなあと思うようになった。

引越してから2年目くらいまでは、これからも東京に住み続けたいし中央線近辺で暮らしていたいって思ってたけど最近は中央線どころか東京じゃなくてもいいなとか思ってたりもしてる。

東京23区は思ってたよりも息苦しかった。

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